英語学習とエンジニアリング

英文科卒のiOSエンジニアです。英語学習記録と、英単語アプリRead-y (リーディー) の紹介と、英語学習界隈の情報など

英語ニュースを読むにはどれくらいの語彙数が必要なのか?

BBC や CNNなどの英語のニュースが読めるようになるにはどれ位の語彙数が必要なのか調べてみました。

英文を理解するには、文章中の何割の単語をカバーしていれば良いか

こちらの資料によると、

Laufer(1992) は、英文の内容理解には英文の95%をカバーする語彙数が最低限必要であると指摘している。一方、Nation(2006)は、日常的なテキストを自由に読むために必要な語彙のカバー率は98%と主張する。

とのことですので、ここでは98%とします。

実際の記事の単語の分布

CNNのこちらの記事を例にとって、どの難易度の単語がどれくらい使われているかの分布を調べてみました。 From traitors to poster children: Defectors 'forgiven' by North Korea

unknown     | ■■■■■■■■■■■(102 words / 7.88%)
 1000 words | ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■(1019 words / 78.75%)
 2000 words | ■■■■■(48 words / 3.71%)
 3000 words | ■■■■■(41 words / 3.17%)
 4000 words | ■■(20 words / 1.55%)
 5000 words | ■■■(23 words / 1.78%)
 6000 words | ■(8 words / 0.62%)
 7000 words | ■(6 words / 0.46%)
 8000 words | ■(4 words / 0.31%)
 9000 words | ■(1 words / 0.08%)
10000 words | ■(1 words / 0.08%)
11000 words | ■■(13 words / 1.00%)
12000 words | ■(1 words / 0.08%)
13000 words | ■(1 words / 0.08%)
14000 words | (0 words / 0.00%)
15000 words | ■(2 words / 0.15%)
16000 words | (0 words / 0.00%)
17000 words | ■(1 words / 0.08%)
18000 words | ■(1 words / 0.08%)
19000 words | ■(1 words / 0.08%)
20000 words | ■(1 words / 0.08%)
21000 words | (0 words / 0.00%)
22000 words | (0 words / 0.00%)
 2000 words | ■■■■■(48 words / 3.71%)

例えばこの行は記事内に、2,000ワードレベルの単語が48語見つかって、記事全体の3.71%を占めているという意味です。

大部分(78.75%)が1,000ワードレベルの単語です。 記事内容の理解に必要な語彙カバー率98%を超えるのは、8,000ワードレベルに達した時になります。言い換えると、この記事を理解するのに8,000語程度の語彙数があれば良いということになります。8,000語とは、「英語ができる」ようになるためにはどれくらいの語彙数が必要なのか?で調べたところによると、英検準1級程度の語彙数となります。

高校を卒業したあともうちょっと頑張らないとダメって感じですかね。

余談ですが一番難しいとされている20,000ワードレベルの単語はAgonizinglyです。agonyが分かれば推測できそうですね。そして、ボーダーとなった8,000ワードレベルの単語は、secretive, itinerary, retribution, deportationでした。 unknownとなった単語は、データベースに見つからなかった単語で数字や、固有名詞などが該当します。

「英語ができる」ようになるためにはどれくらいの語彙数が必要なのか?

語彙増強に取り組んでいると、自分の現在の語彙数はどれくらいだろう?最終的にどれくらい覚えたら良いのだろう?という疑問がでてきたので、調べてみました。

日本人、ネイティブスピーカーの語彙数比較

だいたい以下のようになっているそうです。

日本人

世代/英検 語彙数
高校卒業時 ※TOEIC 600点 (英検2 級) 6,000語
英検準1級 8,000 – 9,000語
英検1級 10,000 – 15,000語

英語のネイティブスピーカー

世代 語彙数
高校卒業時 12,000 – 14,000語
大学卒業時 17,000 – 20,000語
成人 20,000 – 30,000語

日本では「大学受験が英語力のピーク。」という言葉もあるくらいですが、高校卒業時のレベルは英検2級に相当し、それがTOEIC600点くらいだそうです。そしてそのレベルの語彙数が6,000語TOEICが公式に出している資料では日本人のTOEIC平均は512点でした。(2013年)
TOEIC受験者全体の中では、大学1年生の受験者が1番多いのですが、大学受験から初めてのTOEIC受験までに単語を忘れてしまったのでしょうか。私見ですが、それまでの受験英語や英検のアカデミックな英語とTOEICのビジネスよりの英語のギャップや、TOEICのテスト方式に不慣れなせいかもしれません。

対してネイティブスピーカーの高校卒業時が少なくとも12,000語、成人なら20,000語とあり、日本人平均の約2〜3倍の語彙数が必要という事が分かりました。それは英検1級以上のレベルの語彙数に相当するということで、なかなか大変そうですね。

語彙数の数え方は?〜トークン、タイプ、レンマ、ワードファミリー

今まで「6,000語」、「12,000語」と書いてきましたが、この「語」はワードファミリーと呼ばれる単位を使っています。
単位とは、何をもって1単語とするかの定義になりますが、大きくわけて4つの定義があります。トークン、タイプ、レンマ、ワードファミリーの4つです。

Did he do his homework last night?
-Yes he did.

という英文があったとき、did, he, do, his, homework, last, night, yes, he, didと全て数え10単語とするのがトークン。did, heは2回出現しているので、それらをまとめて1単語とし8単語するのがタイプ
レンマは、同じ品詞の変化形も全て1単語とする数え方で、work, works, workedを1単語として考えます。注意点としては、「品詞が同じであれば」ということなので、動詞workと名詞workは別カウントということになります。
さらにもっと突っ込むと、レンマは、辞書の見出し語に相当していて、監修する出版社によって違ってきます。go, went, goneなどは先のレンマの定義ですと1語とカウントされるはずですが、辞書によって不規則変化はそれぞれ見出し語となり、3語とされることもあります。
続いてワードファミリーとはさらに品詞がちがっても似たような意味をもつ単語を全て1語として数えます。例えば、happy, unhappy, happily, happinessなどhappyをベースとして様々な接辞がついた単語全てを1語と数え、これが一番広く使われているようです。
ちなみにワードファミリー換算とレンマ換算の単語数の変換は、ワードファミリーx1.6=レンマという単純な式が一番知られているもののようです。つまり1,000ワードファミリーは、1,600レンマに相当します。

覚えるとは? 分かるとは?

また単語を「覚える」「分かる」という定義も、ゼロかイチかではなく様々な状態があります。

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単語と意味がリンクしている前提で、

  • 聞ける
  • 読める
  • 話せる
  • 書ける

という4スキルがあります。
例えばTOEICや受験ではインプットにあたるリーディング力、リスニング力を測るものが多いのに対し、一般的に「話せる」事もしくは「聞ける」「話せる」「読める」「書ける」4つのスキルが備わっている事を英語ができると評価するのか、「TOEICのスコアは高いが英語ができない」という初学者を混乱させるようないじわるな言葉が出てくるので不安にならないでください。
ちなみにインプットのスキル、つまり意味を知っているが使えない単語は「受容語彙 (receptive vocabulary)」と言われ、それに対しアウトプットのスキル、つまり意味を知っていて且つ、使える単語は「発表語彙 (productive vocabulary)」と言われ、外国語においてだけではなく母国語においても同様に、受容語彙より発表語彙のほうが多くなります。
ちなみにRead-yではアウトプットのスキルをカバーしていませんが、私個人は英会話のレッスンを受けているので、ニュースを読んで仕入れた情報をレッスン時にアウトプットして、発表語彙につなげるようにしています。

参考:

Test your vocab

WordEngine

英語語彙の指導マニュアル

TOEIC公式データ・資料

TOEICプログラム DATA&ANALYSIS 2013 (pdf)


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英単語の覚え方

自分で開発した英単語アプリRead-y(リーディー)のUIは、それまでに行っていた紙の単語帳での自分の学習方法を継承しています。

これが紙の単語帳

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新TOEICテスト 一発で正解がわかる英単語―860点・990点を覚えたり、洋書から抜き出した単語を覚える使っていました。

これがRead-yの暗記画面

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どちらも画面の端っこに赤と青の縦線がならんでいますが、これが学習回数で、赤が分からなかった時、青が分かった時を示しています。アプリでは青い線が5本目取得で終了となります、紙の時は間隔が自動で開かないし、自分で管理する事が大変なので、青い線が5本連続で並んだ時に終了としています。

分からなかった単語のレビュー

紙の単語帳でもアプリでも、分かる、分からないと振り分けることを基本としています。しかし、分からない単語を「分からない」に振り分けても、改めて「覚える」というプロセスを挟まないと、永遠に覚える事ができません。

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  • 紙の単語帳の場合、時間がある時は、まずいつも通り復習します。
  • 次に分からない単語の束のみを復習します。同時に裏に例文や、類義語を追加してさらに覚えやすくします。
  • さらに分からない単語のみを対象に復習し、分からない単語がなくなるまで復習を繰り返します。

(ただこの場合最初の一回目の復習の場合のみ赤線、青線を記録し、それ以降の復習は記録しません。)

アプリでもI know, I don't knownに分けた後、I don"t knowに分けた単語だけをレビューできるようにしました。

余談ですが、無印のアクリル小物収納・3段 約幅8.7×奥行17×高さ25.2cmにぴったり

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100均で2束セットで売っている単語帳が無印の「アクリル小物収納・3段 約幅8.7×奥行17×高さ25.2cm」にぴったり入ります。

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正面から。

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横から。1段800枚くらい入ります。

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EFLを意識して現実的な英語学習をしよう

EFLとは

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  • EFLとはEnglish as a Foreign Languageの略、 外国語としての英語という意味で、日本のようにとくに日常生活では英語は使わないのですが、国際語共通語として英語を学ぶことを意味します。
  • ESLとはEnglish as a Second Languageの略、第二言語としての英語という意味で、インドのように公用語が英語であることを意味します。
  • ENLとはEnglish as a Native Languageの略、母国語としての英語という意味で、アメリカやイギリスのように母国語が英語であることを意味します。

自分の経験や、他の学習者、英語の先生との意見交換、英会話スクールの運営に携わった経験から、これらの環境の違いについて理解が足りないために英語教育界に混乱が起きているのではないかと思い始めました。

EFLとESL, ENLの環境の違いとは

ESL,ENLの国では、例えば親兄弟が英語を話し、教科書が英語で、授業も英語であるとか、複数の民族や言語が存在する国では他県出身の人とは母国語が違うので英語と話すという事があります。つまり英語ができないと、お店での注文や友達との会話などという小さな事から、教育が受けられない、仕事につけない、公共サービスが受けられないという大きな問題まで起こります。

  • 英語ができないと死活問題
  • 英語ができて当然

という感覚です。

それに比べてEFL環境では、生きて普通に生活しているだけで得られる英語は何1つ無く、教室で英語を学んでも、レストランでも家庭でもどこでも使う場所がありません。なのになぜかこの環境で「ネイティブのように英語ができる」ようになれると期待する人たちがいます。(そのように英会話教室や英語教材が広告をうっているからなのでしょうが。)

そこで、その間違った期待は一旦捨てて、EFLの限界を知った上で現実的なゴールを設定し学習をすすめるのが理想と考えます。

EFL環境での現実的なゴール設定

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赤い矢印が今までのロードマップです。EFL環境で頑張ったらいつかネイティブのようになれるのではないか。という考え方です。

緑の矢印がEFLでの現実的なロードマップです。EFLでやれるところまでやる。それ以上を目指すならESL, ENLに環境を移すという考え方です。

EFL環境でゴール設定する場合に注意する点は以下2つです。

1. 英語のスキルが低いレベルで止まる インターネットのおかげで英語のニュースやドラマなどが手に入りやすくなったし、Skype英会話もあるので以前より格段に吸収できる環境になっていますが、特にアウトプットのSpeakingやWritingについては使うところがまだまだ少ないし、Speakしたところで返事がないので、EFL環境で高いレベルを目指すのは理想的ではないと思います。

2. Speaking, Listening, Writing, Readingのスキルが別々に伸びる 読めるが話せない。聞けるが書けないということが起きます。でもそれもOKなのがEFL。 「英語ができる」という状態は、Speaking, Listening, Writing, Readingのスキルが全てネイティブの人たちと遜色がない状態になることを想像していると思いますが、EFL環境においては、また別の形の「英語ができる」があると思います。すべてのスキルが必要とされていないので、自分が必要とするスキルを必要な分だけのばす事が理想ではないでしょうか。

例えば、

  • 海外旅行に行きたいなら英会話で Listening, Speaking
  • 洋書を読みたいのならReading
  • 英語ニュースを読みたいのならReading
  • 海外のブログなどを読みたいならReading、自分も海外に情報を広めたいならWriting
  • もしなにも無いけどいつか必要な日がくるかもしれないというならTOEICを目標とするのが簡単なのでListening, Reading

といった感じはいかがでしょうか。

補足

目標をENLにしなかったのは、ESLレベルで不自由なく英語圏で生活していけると思っていることと、ESLとENLの違いは英語という言葉というより文化や感覚の違いなんじゃないかという事でそうしました。

また、EFLと書いてきましたが、EFL=日本と置き換えて考えて読んでください。日本とは違ってEFLであっても英語ができる国はヨーロッパに多くあります。それは、母国語が英語に(発音も含め)近いとか、英語でなくても多言語他民族国家だとか、小国なので他国で就職するのが一般的な国もあります。アメリカのドラマがずっと流れていたり、小学校から英語をネイティブに学ぶという状況があったりします。

その点日本は、日本語と英語がそもそも遠い言語であるとか 、単一民族国家であるとか、海外に行っても現地ツアーが英語と日本語が用意されているような強い国で、経済的にも豊かだったので自国にとどまっていて十分食べていけたというその他の要因も多くあると思います。

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英語学習を続けるコツ

はじめは英語の学習にかける時間は1週間に1時間でしたが、今は毎日2,3時間は取っています。 学習をはじめた頃は徹夜も多い忙しい会社だったのに比べて、その後に勤めた会社は定時で帰れる会社だったのでそれだけの違いかもしれませんが、自分なりに無理なく続けることができた理由をまとめてみました。

1.楽で楽しい事を少しだけ から始める

とにかく時間がない。つねに疲れている。という状況に加えて、何かをちゃんとやった時に結果が出ないとストレスになるタイプでした。英語学習においては期待が上回ってそういったことが起こりやすいので、「ちゃんとやってないので結果がでなくて当然」という状況からはじめました。それが週1の英会話レッスンです。外国人と話すだけ。日本で生活している日本人は、Speakingの量が足りていないはずなので、おすすめです。少しずつやりたいと思った学習を増やして気づけば2時間になりました。

学習し始めはまだ自分の学習スタイルを確立できていないので、極端なやり方や、効率の悪いやり方に多くの時間を使ってしまい、後に失望するのを防ぐ事ができるという利点もあります。

2.仲間を見つける

Studyplus Inc.
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勉強のやる気が出る!「Studyplus」勉強時間を記録できる学習管理SNS。テスト勉強、高校・大学受験、センター試験、英語学習、英単語暗記、TOEIC、資格対策の無料アプリ
★★★★★
4082件の評価
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STUDYPLUS 一択。日々の学習記録を行うサービスです。大学入試をターゲットとした学生が多いですが、社会人で資格取得を目指している人も多いです。レベルが似ている人や目標が同じ人がすぐに見るかるので、相手の学習量に刺激を受けたり、おすすめ参考書などを教えてもらったり、とても有効でした。私の場合周りに英語を勉強している人がいなかったので、特に楽しかったです。SNSで知らない人に友達申請したのはこのサービスくらいです。

3.学習を見える化する

これもSTUDYPLUS が有効でした。学習時間がわかるので、気分のやった感やってない感に左右されません。最初は毎日やっているつもりでなんだかんだで用事ができて、週4、5しか勉強していなかったということが分かり、「毎日1つは何かやる」というのを目標にはじめました。

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6月はこの通りほぼ毎日勉強しています。19日からしばらくは祖母のお葬式で大阪に帰省していたので、セーフとさせてください。

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ちなみにこれはジム行った/トレーシーメソッドやった日カレンダーです。 子供英会話教室の手伝いをしたときに、シール帳を使って子供たちにシールを配っているのを見て、思い出しました。私も子供の頃ピアノのレッスンでシールをもらえるのを楽しみにしていたし、まんがの付録のシールを集めていました。30すぎた今でも有効でした。

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またSTUDYPLUSでは学習記録のログをカテゴリごとに集計できるようになっており、Speaking, Listening, Reading, Writingと4スキルに加えてTOEIC, 英検のテスト対策で合計5つのカテゴリを作ると、このようなグラフができ、どのスキルが足りていないかすぐにわかります。Writingが足りていません。。。これはグラフにしていなくても分かっていましたが。。。

4.他の行動とくっつける

家に帰って、机に向かって、ちゃんと勉強するということじたいがハードルが高い事もあります。私の場合、

と他の動作とくっつけて学習しています。そうすると無理なくできるようになりました。

例えばジムでのhuluは、英語学習によって逆に運動量を確保でき一石二鳥です。

今は退職して無職のようなフリーランスのような状態なので、くっつける行動が少なくて困ってます。

TOEIC860点からの勉強方法〜私の場合

学習計画の組み立て

現在はTOEIC920点を目標に勉強していますが、まだうけるのは先なので、今はテストを意識しないモードで学習を進めています。

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英語の学習は、Speaking, Listening, Reading, Writingの4スキルと、そのベースに語彙増強。といった上の図のような感覚でまんべんなく伸びるように学習計画を立てています。

現在の内容

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円の大きさは学習時間に比例しています。

Reading

今は洋書とRead-yを使って英語ニュースを読んでます。 洋書は今やっと4冊目を読んでいます。辞書を引いたり引かなかったり、好きなように読んでいます。

Writing

Flickrに写真を上げるときに英語で書いて、プライベートレッスンの先生に添削してもらっています。 あまり捗っていません。

昔はLang-8をしていたのですが、英語学習者と英語を母国語とする人のバランスが崩れてきて、ちょっとお休みしています。

Listening

Huluでアメリカのドラマをみる

「アグリーベティー」は、日本語字幕、英語字幕、字幕なしで5回くらい通して見ています。次はShadowingしながら見ようと思っているのですが、ついうっかり「The Mentalist」、「ビックバン・セオリー」、「私はラブ・リーガル」に行ってしまいました。

NHKラジオ

Huluだけだと遊んでいるみたいなので、今年の4月から最近はじめました。「実践ビジネス英語」と「攻略!リスニング」です。「攻略!リスニング」はアカデミックな内容が英検向きだし、いろんなところで勧められている音読があるので、これにしました。「実践ビジネス英語」はオフィス内での会話なのでTOEIC向けかなと思います。

余談ですが、英検では面接試験があるので、去年準1級を受けてみたところ、受かりました。同時に面接試験の対策を通して自分のスピーキングスキルのあらが見えてきて良かったです。

Speaking

毎週末にプライベートレッスンを行っていたのに加えて、話す量を増やすためにスカイプのレッスンも数年前から始めています。さらに話している時にすぐに英文が出てこないという経験をするので、どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK)をしています。

また時々発音などが気になったときに対策しているのですが、今は発音よりイントネーションが問題なんじゃないかと思ってこちらは今無対策です。

毎日のトータルの学習時間は1、2時間で、テスト前とかやる気がある時は2、3時間です。

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TOEIC860点までの学習方法〜私の場合

約5年間700点台から抜けられず、やっと800点台に至った経験をご紹介します。

最初は700点台 - 好スタート

大学を卒業してから、ずっと英語の勉強をしていませんでした。でも海外旅行が好きだったので、30歳くらいの時にプログラミング以外の趣味を持ちたいと思うようになり、週1の英会話のプライベートレッスンを受け始めました。その頃受けたTOEICのスコアは750点くらいでした。

700点台を抜けられず 1 - 当然といえば当然

ここから3,4年は700点台のままでした。週1回1時間の英会話レッスンでしたし、レッスンのための予習も復習もしていなかったので、当然といえば当然です。TOEICでは会話力は問われませんし、海外旅行のための英会話でしたし。リスニングには多少有効だったかもしれません。

ただそもそも英語の再学習の動機であった海外旅行には有効でした。1回で相手の言っている事を理解できるという体験をするようになりました。

700点台から抜けられず 2 - 残念無念

英会話では英語力のアップを感じていたのですが、TOEICのスコアには全く反映されないので、徐々にTOEICのスコアもあげたいなと欲が出るようになり、本棚で眠っていたTOEIC TEST 文法別問題集 を出してきて解くようになりました。評判の良い問題集ですし、自分でも満足していますが、今の出題形式と違うので、お気をつけ下さい。

また、Part7の長文読解で時間が足りなくなるという経験が何度もあるので、リーディングの訓練のためにTOEICテスト本番攻略リーディング10回模試 を購入しやりました。

ですが、対策したパートはスコアが上がるのですが、他のパートが下がったりで、結局700点台のままでした。一番苦手だったのはPart6,7の長文読解で、読むのが遅かったり、文章の理解が浅かったり、勘違いしていたと思います。こういった問題点や悩みをプライベートレッスンの先生にしたら、「英語の基礎力が足りないとこういうことが起こる。」といわれ、基礎力とは何ぞやという所に立ち返りました。

800点台 - とうとう

そこで思い出したのが学生時代の体験です。学生時代、夏休みに学校で使っていた単語帳を徹底的にやり語彙増強を行いました。写経のように単語を何度も書いて覚えるという方法で。すると夏休み明けの模試で点数がぐんと上がるという経験をしました。これかもしれないと思い、語彙増強に取り組みました。そしてその結果、Aランクと呼ばれていた860点をわずかに超え、865点をとる事ができました。

※しかし現在は変わってしまったスコアの目安。。。TOEICテスト|TOEICテストについて|スコアの目安

1冊しかやりたくなかったので、800点台、900点台に対応した新TOEICテスト 一発で正解がわかる英単語―860点・990点 を購入しやりました。

つまり

語彙増強はとても有効でした。

そしてこの経験が英単語アプリRead-y (リーディー)の開発のきっかけとなりました。

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